ジュエリー買取ホーム>店長の新買取り奮闘日記>2014年3月25日
ご無沙汰しております。相変わらず買取りはもちろん、修理やリフォーム、結婚指輪、商品の販売等、多数の引き合いご来店頂き毎日忙しく過ごさせていただいているせいか、コラムや買取り例、日記等が本当に更新できていません。
久しぶりの日記ですが、3月から新たに導入した当店のダイヤモンド買取り相場表について昨日のお客様で意外な盲点を発見したのでお知らせの意味で日記を書きました。
昨日のお客様、今は亡き全国宝石学会の鑑定書ご持参で地金がk18のダイヤモンドセットリング計2本(真ん中に0.3ctの1個のダイヤと脇にメレダイヤモンドが散りばめられているデザイン。メレダイヤモンドの合計重量は0.50ctとメレダイヤモンドをあしらったパヴェセッティングリング。メレダイヤモンドの合計重量は0.30ct)
の査定のご依頼でご来店頂きました。他店ではお見積りしてなかったみたいですが、きっちり日本トップレベルの査定を提示したのに、当店の相場表と値段が全然違うと怒って帰られてしまいました。
話を聞いているとどやら鑑定書に記述されている中石の0.3ctのダイヤモンドだけでなく、脇石のメレダイヤモンドの合計重量や一緒に写真掲載されているセットリングの刻印の記述0.50ctと0.30ctの刻印も鑑定書の品質で相場表で値段をだした合計値段で買取ってもらえると思っていたようです。
業界人だったら当たり前でも一般のお客様には確かにわかりづらいと気づきました。これが婚約指輪のように中石オンリーのデザインだったら問題ないのでしょうが、説明不足の補足をします。
ダイヤモンド相場表は1個のダイヤモンドの買取り価格であって、小さいダイヤモンドの合計重量の価格表ではございません。メレサイズダイヤモンド(0.2ct未満の小さいダイヤモンド)も評価はしますが大きいダイヤと比べると値段はかなり下になります。
なるべく早くダイヤモンド鑑定書の見方詳細編をコラムにでもしたいと思います。下記は参考画像になります。
2014年3月25日